全国青年経営者交流会IN山口

 9月の13~14日にかけて、中小企業家同友会主催の全国青年経営者交流会に参加してきました。

 この交流会は、毎年9月に行われ、全国の異業種の青年経営者が集まり、自社の経営課題や地域の経営環境問題について意見交換を行います。
 私も約10年前から参加を続けており、去年は徳島県で分科会の報告者を務めました。

 今年の会場は山口県下関市。
 このような催しが無ければ滅多に訪れる事のない場所です。
 首都圏で会社を営んでいる私にとって、全国(特に地方)の経営者や地元の人たち、町並みみ触れる事は、いい刺激にもなり勉強にもなります。

 今年は全国から約900名の参加があり、私は「経営指針の実践と浸透」をテーマにしたIT系コンサル会社を経営している女性経営者の分科会に参加しました。

 残念ながらカメラを持っていくのを忘れてしまい、写真をお見せする事が出来ませんが、硬いテーマの割りに報告者の方は、「美人経営者」と言ってよい、やさしいお母さん風の社長さんでした。

 ただ、話の内容は、見た目とは違い、緻密かつ大胆であり、私自身参考になる話が沢山聞けました。
 ご自身も病気を患ったり、側近の幹部社員が辞めて行ったりと辛い部分の話も率直にお話されていましたが、それでいても常に前を向いている姿勢には感銘を受けました。

 私と同じ頃に3名で独立した技術系サービス業と言う事も有り、共感できる部分が数多くありましたが、社員50名となっていること、次々に新しい事業に挑戦していること、経営指針の実践と浸透を毎年続けている事など、現在は小生など足元にも及びません。。。。

 最近は、「強い指導者」「強烈な個性」が持てはやされる時代ですが、目立つ事と良い経営をする事とは違うということが良く解ります。

 交流会が終わった後、例によって埼玉の仲間達と下関~門司~小倉を観光しましたが、関門海峡の潮の流れの速さには驚きました。
 モータボートのような連絡線で唐戸~門司港までを5分くらいで横断するのですが、この強い流れの中でもうまい事対岸にたどり着きます。
 目的地がはっきりしている事と毎日運行している強みなんだろうと思います。素人では5分じゃたどり着きません。

 壇ノ浦の戦い・巌流島の戦い・馬関戦争、松本清張、金子みすずなど歴史や文化についても学ぶ事ができ大変有意義な二日間でした。(写真なくてすみません)

・・・・土木技術者だったら関門橋・関門トンネルの取材しろってか・・

今日の心のキーワード

本当のリーダーシップ
目的地と自社の強み
おもしろきこともなき世におもしろく

 

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