中小企業問題全国研究集会
第一日目は全国から集まった約1200人の中小企業家が18の分科会に分かれて経営課題や地域課題などについて討論しました。私が参加した分科会のテーマは「人を生かし人がイキる会社づくり」
熊本の自動車整備工場の社長さんの事例報告を拝聴しました。厳しい環境の中、実践と挑戦を続ける姿勢に多くの学びを得ました。
地方でも都市でも、どんな業種でも、会社が発展成長するためには人材を人財に変えてゆかなければなりません。
安定した雇用体制、個人の尊重、何の為に働くのか?を問う
何時聞いても何度聞いても人を大事にしている経営者からは同じキーワードが出てきます。
そう言っても結構裏話や本音も聞けて今回は面白かったですよ。[#IMAGE|S1#]
グループ討論では「人を生かし、人がイキる社風づくりのためにどんな事をしていますか?」
と言うテーマでディスカッションしました。
いろんな意見が出ていましたが、「任せる」という言葉が多く出ました。
特に我々技術系の経営者は、とかく「自分が一番」思考が強く、なかなか「任せる」ことができません。 また、責任の所在が不明確であったり、人同士の信頼関係ができていない状況で単に仕事だけを振っても、人は活きません。
ただ「任せる」ことが全て良い事だとも思っていないので、「任せられない」ことを悲観する事も無いと思います。
私の場合、「任せる」という上から目線にさえも抵抗を感じる今日この頃です。
今日の独り言
・社長は社員に姿勢と生きざまを示せ
・ほんとは皆、社長の事が好き、だから社長に認められたい。
・社員の皆さん忙しい中、留守を守ってくれてありがとう