中同協経営労働委員会
時系列逆になりましたが先日、JR有楽町駅前ににある「東京国際フォーラム」で開かれた中小企業家同友会全国協議会(=中同協)の拡大経営労働委員会に参加してきました。
「東京国際フォーラム」には初めて行きました。鋼構造のエントランスなどは随分バブリーな建物という印象。
この日の会議は全国の同友会から「経営指針」を学んでいる会員さんが集まって、各地の状況やセミナー方法などの意見交換を行う会議。
これだけ不況になるとどうしても目先の利益にこだわり、同友会の真骨頂である「労使見解」が置き去りになる。
また、指針を作るには作ったが、社員との共有が上手くいかず実践できずにいる。どこの同友会も同じ課題を抱えているようでした。
我が県の経営委員会も現在、経営指針セミナーを行っている最中ですが、形や手法が先行し中々生臭い所はスタッフも受講生も掘り下げられません。 特に近年はこの傾向が強いですね。
なので一通り事業計画作成の流れをつかんだら、一生懸命「仕事づくり」や「革新ねた探し」に走る。
どんなにいいアイデアや市場があっても実行するのは社員さんである。従業員との信頼関係が築けなければ、一生懸命作った「経営指針」も絵に描いた餅で終わってしまう。
先生が教えるマーケティング中心の経営セミナーは世間に沢山ありますが、「労使の信頼関係が企業発展の鍵と位置づけて経営者の責任や姿勢を問う経営セミナーは同友会だけ」と言い切る中同協の経営労働委員長。 うーん鳥肌立つ。
6年以上経営指針の成文化と実践を続けていると、大野委員長の言葉が身にしみてわかる。これは言葉ではうまく言い表せない。 そして、「同友会に入っていて良かった」と実感する。
経営のけの字も解らなかった私がここまでできるのだから。。。
これから事業を引き継いだり起業したりする若い経営者たちにも教えてやりたい。。。
仲間を増やして社員が生き生き働く小さな会社をたくさん作りたい。。
だから頼まれてもいないのに(いや頼まれているか(^_^;))ボランティアで(と言うかお金を払って)「社長の学校」に通うのである。
今日のひとりごと
・よい会社をつくろう
・よい経営者になろう
・よい経営環境をつくろう
・やっぱり私は大野ファン