全県経営研究集会2010

 大宮ソニックで行われた埼玉同友会の全県経営研究集会に今年も参加してきました。

 

 去年の全県は、私が実行委員長で設営に奔走しました。早いものであれから1年。

 第一部は「企業の再構築は人材育成から」と題して㈱ミヤザキの山之上社長の基調講演。

 埼玉の本社がありますが、社長自身は宮崎県ご出身で社名もミヤザキ。宮崎県に工場もお持ちです。ご自身の体験を交えながらのお話でしたが、講演なれしている私にとっては、食傷気味の内容でした。[#IMAGE|S15#] 
 第二部は各分科会に分かれての勉強会。私は第3分科会に参加しました。
「実例討論。事業継承の実態」と題して、会社を引き受ける二代目経営者と引き渡す側の経営者の6名が事業継承についての現状や課題についてパネルディスカッションを行い、その後参加者がグループに分かれて討論する分科会。

 この企画は私が所属する浦和地区会と経営委員会が設営担当でした。パネラーも浦和地区と経営委員会の面々です。私はパネルディスカッションのコーディネーターとして進行役を仰せつかりました。

 実際お父様や息子さんがいらっしゃっているパネラーもおり、日頃言えないような内輪話まで飛び出すなど、皆さん赤裸々に本音を語りとても盛り上がりました。

私自身も、10年前に前社長から会社を引き継いだ経験があり承継の難しさや大変さを実感しておりますが、現在のような厳しい環境下での継承は大変です。
 事業を継承できずに廃業に至る中小企業は毎年7万社程度あるそうです。[#IMAGE|S8#] 財務状況を良くしてバトンタッチするに越したことはありませんが、そもそも後継者が継ぎたくなるような商品やお客様を持っているか?長期的な視野で承継の方針を掲げているか?など参加者各位が大いに考えるきっかけとなったのではないでしょうか。そして、私自身もとても勉強になりました。 

その後は金融機関や行政の方をお招きしての懇親会があり

 

二次会も行って、学んだことを夜更けまで交流しあいました。

今日のひとりごと
・後継者を育てて一人前
・リレーの旨いチームが勝つ
・何を引き継ぎたいか

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