現地調査
先月になりますが、社内で東北に現地調査に行って来ました。
震災の津波で多くの方が被害に遭われた場所です。
あいにく行かれなかった者もおりましたが、社内8人での参加でした。
写真を撮る人、メモをとる人、寸法を測って調査する人。
自然に役割分担ができていました。
この辺り周辺は、基礎だけになっているお宅が多くありました。
また、小さな山の中腹の木が倒れていました。
きっとこの高さまで津波がきたのだと想像できます。
ガレキは片付いているものの、建物自体は手つかずの庁舎。
建物の向かって左側の青いのは、そこまで津波がきたという記しでした。
港から1kmくらい離れているでしょうか?
流されてきた大きな船。倒れないように支えがありました。
道路が寸断され、先に見えるのはガードレール。元の様子がわかりません。
今回は初めて現場調査に出た女性社員もいました。
現場へ行き、自分の目で見た光景とその場に立った感覚を忘れずに、
自分はこの場所の仕事に携わっているという事への実感を得られ、
とても貴重な体験が出来たと思います。
ガレキは片付いてきているものの、
まだまだ復興は道半ばを痛感するとともに、改めて社業の重みを確認した現場調査でした。
~太田利江 記~