感謝

12月15日に実妹久美子(享年53歳)が永眠しました。
早くに両親を亡くし、兄妹3人支え合いながら吉川市で25年暮らしておりましたが、最後は自宅で眠るように旅立ちました。
二十歳の時に統合失調症を患い、独身で一人暮らしではありましたが、明るくて優しく、私達兄妹家族や周りの気遣いばかりして友達や地域の方々にも慕われておりました。
　3年前に乳がんを患い摘出手術や治療を続けておりましたが10月末に脳への転移が分かり、余命宣告を受けて2か月足らずで帰らぬ人となりました。
私が独立起業したきっかけでもあり、初めて雇った従業員でもあり、障害と共に歩んできました。料理が好きで三郷市のレストランで約8年働きました。
心臓や糖尿など晩年は大変でしたがとても前向きに一生懸命生きてきました。人の一生に良い悪いはありませんが、彼女は幸せだったと思います。
　これからは薬を飲む事無く、天国で両親に好きな料理を作ってあげてくださいな。
コロナ禍でもあり、昨日、近親者のみの葬儀を行いました。
控えめで沢山の人が苦手な故人に相応しい、花一杯に囲まれた見送りをすることが出来ました。
　来春から一緒に仕事をする山口社長から、「故人の遺志を背負うより生かされている意味を考えながら生きていく事が大切」と教わりました。
少し脱力感もあったのですが、これからも「人を生かす経営」を通じて、妹が実践していた笑顔と感謝が溢れる社会づくりに貢献したいと思います。
　お花を供してくださった皆様、弔電をお送り頂いた皆様、綺麗に支度してくれた坂口納棺師さん、葬儀をご準備いただいた西本社長並びにスタッフの皆様、ありがとうございました。
ブログに載せる話ではありませんが、facebookは、毎年出来事の振り返りが上がりますので、供養と備忘録として書き留めておきます。
ps 喪中になってしまったの為、賀状はご遠慮いたします。
今日のひとりごと
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