訃報

こんにちは
いつもレフティ社長のブログをご覧いただきありがとうございます。

今日はとても悲しいお知らせがあります。

永年にわたり、ホウユウで一緒に働いてきた小林学さんが、令和7年2月2日に永眠しました。 享年61歳。

初めて彼と出会ったのは2003年ですので、20年以上のお付き合いとなります。

当初は個人契約で弊社の仕事に従事していただき、その後正社員として社業と地域の発展に多大な貢献をしていただきました。

得意としていた分野はダムの設計。

当時の時代背景から、「ダムだけでは食べていけない」と予見し、

当社で道路設計も習得しながらダム設計との二刀流技術者として働くことになりました。(結果的には正解でした)

小林氏は工業高校を卒業して即建設コンサル業界に入り、実務一筋で今日にいたります。

顧客からの信頼も高く、仕事の速さ、正確さもあり、瞬く間に当社の主力エンジニアとなりました。

そんな彼は、我々と出会って間もなく、背中の痛みをキッカケに病院にかかることになり、とても特殊な病と闘う事になりました。

何度も大きな手術を行いながら、都度復活して仕事に従事していました。

言いづらいことも遠慮なく言い、特に仕事に関しては客先にも社内にも協力者にも妥協しない本物の職人。

コロナ後は、ほぼ在宅ワークで現場や打合せに出かけることはなくなりましたが、

新潟中越地震や東日本大震災の復興業務では、現場で一緒に汗を流しました。(涙)

年末年始や夏休みには、奥様や友人と、海外に行ったり趣味のスキューバダイビングをしたり、仕事とのオンオフもしっかりしていました。

故人の希望による近親者のみのお別れ会で、奥様から、この20年間の闘病生活や、最後は痛み止めを打ちながら仕事をしていたお話などを伺い、

本当に強く優しく前向きな側面を改めて、実感しました。(果たして自分にマネできるだろうか)

小林さんがわが社にいたことで、私自身も会社にとっても幾度も救われました。

その魂を、残された次世代のエンジニアたちに引き継がなければならないとともに、小林さんにダメ出しされないよう、

未来に誇れる企業にしなければならないと改めて決意しました。 

ご冥福をお祈りするとともに、心から感謝申し上げます。 合掌

 

追伸、生前お取引していたお客様から、メールでたくさんの弔文をいただきましたので、

一部を記しておきます。

株式会社 ホウユウ様

お世話になっております。〇〇です。
突然の悲報で大変驚いています。
小林さんとは10年以上のつきあいとなりますが、これまで
幾多の業務で弊社の窮地を救っていただきました。
直近では●●ダムの件で大変お世話になりました。
生粋の土木設計者という印象で、会社は違うものの、技術力の高さ、
仕事に対する姿勢など大変尊敬できる方でした。
まだまだ一緒にお仕事させていただく機会があると思っていたので、
残念でなりません。
私は現在大阪勤務で今週末もこちらで仕事が入っているため、
告別式に参列させていただくことはできませんが、大阪の地から
心よりご冥福をお祈りさせていただきます。

 

ホウユウ様

いつもお世話になっております。□□です。
突然の小林さん訃報のご連絡、正直、びっくりしています。
最近は小林さんにお願いしていなかったので状況がわかりませんでしたが、

以前、いい年なんでいろいろとガタがきているんですよ、
と話をしていたのを思い出しました。
とは言え、まだまだお若かったと思いますので残念でなりません。

これまで、小林さんからはいろいろと教わることがありました。
議論も沢山やりました。
険悪なムードになったこともありましたが、ひとえに仕事に対し
愚直に取り組んでいることの現れと理解し、そんなところがとても
信用できる方で好きでした。(勝手にお互い馬があっているのでは
と思っていました。)
突然の訃報、ご冥福をお祈り申し上げます。
小林さん、安らかにお眠りいただければと思います。

ホウユウ様

お世話になっております。××です。
小林様のご訃報に接し 愕然としております
甚だ恐縮ではございますが、メールにてお悔やみを申し上げます。
小林様には、これまで大変お世話になり、感謝の念に堪えません。
お人柄やご功績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。

ホウユウ 太田様

お世話になっております。〇〇工営の××です。

ご連絡ありがとうございます。

突然の訃報で大変驚いています。

小林様には、〇〇貯水池の管理用道路の設計で大変お世話になりました。

途中で設計条件が変わる中でも丁寧に対応していただき、大変助かりました。

今年度も、〇〇ダムの工事用道路の件でお声かけしていたところでした。

どうか安らかにお眠りになっていただければとお祈りいたします。

今後ともよろしくお願い申し上げます

 

今日のひとりごと

・昭和の戦士がまたひとり去る

・うわべだけでない本質

・技術者冥利
・健康第一

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