理想の姿
3月27日に埼玉県経営品質協議会の表彰式に行ってきました。
今年は、(医)財団献心会川越胃腸病院さんが知事賞を受賞しました。
川越胃腸病院は、20年以上前から「医療はサービス業」という考えのもと、一貫して患者様の満足度を高めて行く、そのためには職員一人一人のやる気を育てて行くことを大事に経営されています。
医療界だけでなく産業界から見ても学ぶところの多い経営をされています。
去年、当社も推進賞をいただきました。 あれから1年経ちどのような企業変革がなされたかと聞かれると正直返す言葉がありません。[#IMAGE|S8#]
経営品質には、「組織が目指す理想的な姿」を明確にするという作業があります。
従業員一人ひとりが生き生き働いている状態。
お客様に喜ばれ「ありがとう」がいただける状態
パートナーや仲間と共に栄える状態
新しい事に挑戦し、勉強し続けながら成長している状態
が当社の理想だったはず。。。
物質的な働く環境はよくなったものの残念ながら現状は、
お客様に怒られ、役に立たない価値を提供するために時間と労力を費やし
見せ掛けの協力体制で、責任を逃れて自己満足に浸る。
10人足らずの会社で、このような状態を招いたのは、紛れも無く経営者である私の導きによるもの。
言い訳の余地も無い。。
それでも「ありがとう」と言ってくれるお客様もいれば、生き生き働いている瞬間もある。
失敗を他人のせいにせず前に進もうとする社員もいる。
今の不況に全く関係ない所に課題があることは寧ろ救いであり、経営者の覚悟次第で必ず好転する。
私のメンターでもあるDDKの大野社長の言葉を借りれば「経営指針を始めて10年くらいは好不調の波を繰り返す」といっています。
それでも中途半端に既存の仕事があるものだから、ついつい既存のやり方に終始して数年前から感じている違和感に蓋をする。 能力重視、強者重視、業界の常識だから仕方ない。 血反吐くまでやりなさい。ってついつい合わせていってしまう。 柔らか路線でいくと、緩んでしまいそうで怖いから。 それだけ理念がしっかり浸透していないから。 立ち止まることで今までの自分達を否定してしまうのではないか?
特に、当社は私の大風呂敷も有り、身の丈以上に期待される面が多々あります。 ちっぽけなプライドや思い込みを排して、足元を見つめなおす必要がありますね。
もう一度、自分達の能力、提供できる価値、目指す状態を見つめなおし本気で事業形態を変えていかなければならない・・・・と毎年4月に思うのです。
今日のひとりごと
・OJTは社内で留める
・偽商品を売るな(勉強中なんで。。は×)
・クレームは宝
・あたらしいドメイン
・やはり鍵は人