お別れの会
先週の日曜日は、生前お世話になった手塚正太郎先生の追悼式に参加してきました。
先生は平成21年7月19日早朝に永眠されました。享年65歳でした。
通夜葬儀は近親者のみの密葬とすること。改めてお別れの会をひらくこと。
葬儀会場までも故人が生前全て書にしていたとのこと。
おまけに戒名まで自分で決めていたそうです。びっくり。
去年の夏、同友会の全国総会が埼玉であり、私と手塚さんは準備委員会の同じ部会のメンバーでした。と言うより、手塚さんにお声を掛けていただいて実行委員になりました。
手塚氏は当時から入退院を繰り返しておられましたので、結局全国総会にも参加できず。
最後は私が手塚氏のピンチヒッターで準備に追われていたことを思い出します。
全国総会が終了した日、病床の手塚さんから私の携帯に留守電が入っていました。
「ありがとう」とのことでしたが、また会えると思って特に掛けなおすこともしませんでした。
あれから1年。結局お会いすることなく天国に召されてしまいました。残念。。
「お別れの会」の参加者の多さからも故人の交友関係の広さを感じました。
同友会会員の経営革新計画承認に多大な貢献を果たし、小生のような面識のない若造にも分け隔てなく接し、時には金融機関との融資交渉までお付き合いくださった。
まさに中小企業家のお助けマン。 大変お世話になりました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
今日のひとりごと
・同友会の侍が逝く
【時世の句】
夢もやし 梅雨かけぬけし けむり往く 平成21年6月上旬 正太郎書