刑務所の中の中学校
TVでも放映していたそうですが、お恥ずかしながら存じ上げませんでした。[#IMAGE|S1#]
全国で唯一、刑務所の中に中学校がある。
松本少年刑務所(長野県)内の「松本市立旭町中学校桐分校」で2008年までの35年間、教壇に立った経験を綴った本「刑務所の中の中学校」の著者である角谷敏夫さんにお会いしました。
残念ながら、仕事で遅参し、初めからお話しを聞くことができませんでしたが、途中からでも思わず話しに引き込まれました。
教師を志していた学生の時、「教育が一番必要なのは誰か」と考え、矯正教育を行う法務教官になった。同分校に赴任し、一つしかない学級担任になったそうです。
角谷さん曰く「自分の天職だと感じた」[#IMAGE|S9#]
ちょっと信州なまりで淡々と語りかける姿は、流行のセミナー講師やカリスマ〇〇などとは異質な雰囲気を感じました。ぶれない軸(センター)をもっている人とはこういう人なのか。。。
「日本一勉強する中学生」達に相田みつをさんの詩を毎日聞かせたそうです。
ネタばれになるので今日はここまで。。。
「いのちの根」
なみだをこらえてかなしみにたえるとき
ぐちをいわずにくるしみにたえるとき
いいわけをしないでだまって批判にたえるとき
いかりをおさえてじっと屈辱にたえるとき
あなたの眼のいろがふかくなり
いのちの根がふかくなる
相田みつを「にんげんだもの」より
今日のひとりごと
・学ぶことで人は変われる
・遠足に持っていくのは「信頼」のみ
・もう一度聞きたい