表裏一体

9.11世界同時テロの首謀者とされる人物が、死亡しました。

日本人も含む多くの方が亡くなった事件でしたので、遺族の方々も特別な思いだったことと思います。
ただ、個別の事情は抜きにして、歓喜に沸く米国民の映像は少し違和感を覚えました。
そう言う私も、戦国時代や忠臣蔵の切腹や打ち首シーンを普通にみていますが。(^_^;)えいえいおーとか言って。

世界中が日本の復興を願って祈りを捧げる一方で、戦やテロは今も続いているんですよね。

表裏一体と言うのか陰と陽と言うのか。
ともだち作戦と同時にジェロニモ作戦が進んでいたり、感動的な復興支援の取り組みの影に悲惨な詐欺やいじめがあったり。

現地職員と中央の原子力なんとか委員会。

政府と自治体。首長と首相。

大企業と中小零細企業。

報道される秘話とされない悲話。

発表される解釈とされない事実。

進言できる1人と言えない多数。

物事というのは、必ずしも起こっていることがそのまま人々の頭や心に入って来るわけではなく、必ず省略や歪曲、一般化が行われます。

現在のような、混沌とした世の中においては、できるだけ今見えている聞こえている感じている以外の見え方、聞こえ方、感じ方に意識を向けることが大事だと思います。

いずれにしても、いつも犠牲になるのは子供や弱者なんですよね。

今日のひとりごと
・どちらも現実
・もう一方の事実に気づく

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

猿の惑星

次の記事

ひとの心