連休
関越道でツアーバスの痛ましい事故が起きました。
事故の原因が色々取り沙汰されています。
コストを下げるために、二人分の仕事を一人にさせる。
運転手も収入の為に無茶を承知で受ける。
やはりここにも過度の価格競争が背景にあるようだ。
そして、そのしわ寄せは中小零細企業に集まる。
下請けバス運行会社の八割近くが労働条件を含む何らかの法令違反をしているとのこと。
労働時間と反比例して年収が下がっていく運転手。
格安◯◯ツアーに飛びつく私達。
価格どっとなんとかで一円でも安いものを追い求める消費者。
一体いつまで続くのだろう。
人の命に直結するという意味では我々の仕事も安易な価格競争を避けるべきなのですが、正直我々のような下請け業者が潤う程の価格にはなっておりません。
栄養ドリンクや安定剤を飲みながら、何本も仕事を掛け持ちし、年度末は2日おきに徹夜してやる成果が、利用者にとって安心安全なものかどうか甚だ疑問である。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
今日のひとりごと
規制緩和の弊害
結局安かろう悪かろう