33回忌
私事ですが。
8/19(日)に茨城県五霞村にある東昌寺「関宿墓苑」にて父勝久の33回忌法要を行いました。
父は昭和11年8月21日生まれ。昭和55年の8月20日に44歳で亡くなりました。
死因は今でいう過労死でしょうか。あれから32年。生きていれば喜寿ですね。
当時私は、14歳の中学3年生。
記憶も段々薄れてきましたが、この日のように暑かったことは覚えています。
父は小さなプレス工場を営んでおりましたが、急逝とともに廃業。
生命保険に入っているわけでもなく、遺産どころか借金だらけで工場も自宅もあっさり人手に渡りました。
もちろん、墓などなく島根県にある父の実家の墓所の1角を間借りさせてもらってました。
法事や墓参りも当然、祖母や親せきにお願いせざるを得ず、ばあちゃんから「いつまでも間借りでどげするだ~」なんてプレッシャーかけられたりして。
平成3年に今の墓所を買い、没後11年目にしてようやく田舎から移骨しました。
それでもお金が無くてすぐに墓石が建てられず1年間東昌寺さんに預かってもらってました。
自分の下で法要ができたのは13回忌ぐらいかな。
それでも、東昌寺の和尚さん曰く、「途中抜けてても33回忌を行うことによって故人は成仏し、その次の正月に晴れて家に帰ってこられるのだ、それまでしっかり家を守るのが家長の役目。」
「32年後に帰ってこれるよう家を守ります」と宣言するのが葬式だそうです。それを聞いて少し安堵しました。
そもそも、自分の親の33回忌なんて、一般的にはなかなかできませんよね。自分が死んじゃうでしょ。
父方の親戚も他界したり高齢だったりなのですが、千葉在住の叔母や父の同級生(なぜか女性ばっかり)が参列してくれて、とても良い法事でした。
今日のひとりごと
・親は無くとも子は育つ
・人が人生を作るのではなく人生が人を作っている。
・母の33回忌は15年後